来年の宅建試験に向けての勉強法

さて、今年も宅建試験が終わり、来年の試験に向けて頑張ろうとしている方もいらっしゃると思います。そこで、今年の傾向を踏まえて勉強法のアドバイスをさせて頂きます。 

ひとことで言えば、基本を根本的に理解しよう。そのためにテキストや過去問を利用しようということです。

 

★テキスト(参考書)と問題集(4択、一問一答、模擬試験)を行ったり来たりしよう! 

★使用する問題集(4択、一問一答、模擬試験)は、過去問ベースのものを使おう。

★模擬試験は、弱点発見、課題発見の道具として使おう!

 

 

 

それでは、宅建問題集(4択、一問一答、模擬試験)の効果的な活用法!についてアドバイスさせていただきます。

 

 

 

★メインに使う問題集を繰り返そう! 大事なことは『繰り返すこと』。

 

問題集を使うときに失敗しやすいのは、理解をおろそかにすることと、繰り返さないこと。

 

何冊もテキストを使わないでください。知識があいまいになります。

 

あいまいな知識では、本試験でいい結果を出すことが難しいのです。

 

試験会場で問題を解くときに迷ってしまいます。

 

1冊の問題集で勝負する場合、学習できる時間のほぼすべてで同じ問題集を繰り返すことになりますから、理解が深まり、知識の定着度も高まります。

 

理解度が高いから、応用がきくようになり、応用問題を正解できるようになります。

 

知識の定着度が高いから、本試験で自信をもって判断できることが多くなります。

 

コレが合格の結果につながります。

 

 

★テキスト(参考書)と問題集(4択、一問一答、模擬試験)を行ったり来たりしよう!

 

テキストを使わず、問題集の繰り返しだけで合格できるのは、それほど難しくない試験だけ。

 

考え方を試す応用問題が多い試験では、テキスト(参考書)での体系的な理解、整理が効果的です。

 

 

 

 

ただ覚えるだけで通用する試験(漢字検定、昔の宅建試験など)の場合、過去問題集一本勝負で合格をする方が早いです。一方、ただ覚えるだけでは通用しない試験(司法試験、今の宅建試験など)の場合、過去問題集1本勝負でいくと、試験センスが良い方でないと合格できません。本試験会場で『基本から考えて解くことが求められる試験』の場合、基本を体系的に理解し、体系的に理解した基本に結びつける形で知識を増やしていかないと、考える力が育たないので合格は難しいのです。

 

 

 

宅建試験の受験対策の場合、まずはテキスト(参考書)で、基本、重要ポイントを理解し、整理することが大切です。ざっくりとテキスト(参考書)で基本、重要ポイントを理解し、整理することができたら、問題を解きましょう。考えながら問題を解くことで、いままであいまいだった『理解』が深まります。テキスト(参考書)で、該当テーマの理解と整理を行いましょう。コレが大切です。問題集を使って、問題と結論を単に覚えるのではダメです。

 

 

 

※インターネット、アプリ等だけで過去問題を利用する方の合格率が低い(と思われる)原因は、ココにあります。最初の1~2回丁寧に書籍で過去問題の学習を行い、3回目以降の繰り返し学習(すでに理解できており確認のための学習)で、インターネット、 アプリ等を利用するのはよいと思います。

 

 

 

どこが重要ポイントなのかを実際の過去問題を通じて知って、そのテーマの理解を深めるために活用できるようになると、応用がきく、本試験で得点が伸びる真の学力が養われます。

 

 

 

 

テキスト(参考書)で基本、重要ポイントを理解し、整理する。問題を解く。その問題で問われたことを、テキスト(参考書)で理解し、整理する。また、同じ問題を解く。その問題で問われたことを、テキスト(参考書)で理解し、整理する。

 

この繰り返しで、テキスト(参考書)の理解を深め、知識を整理していけば必ず合格できます。

 

 

 

大切なことは、問題集を解いていてよくわからないことがあるときに、よくわからないままにしてしまったり、よくわからないことをムリヤリ丸暗記しようとしてはいけないということです。合格しにくくなることはもちろん、仮に合格できたとしても、合格後に役立たないクズ知識しか身についていないことになります。しっかりと『理解』することとテキストを利用して知識を『整理』することを大切にしましょう。

 

 

 

★使用する問題集(4択、一問一答、模擬試験)は、過去問ベースのものを使おう。

 

過去問で問われていることは、重要なこと。試験委員の方がこれを学んで宅建取引士になってほしいと思っていることです。

 

 

 

過去問で問われていないことは、法改正など特殊な場合を除いて、ほぼ重要ではありません。ということは、過去問ベースの学習をした方が良いに決まっています。みやざき塾の問題集・模擬試験は過去問ベースの問題集とし、重要な法改正などを追加しています。過去問題集には出てこないような、クズ知識ばかり出題しているオリジナル問題集(有害図書)は使わないようにした方が良いです。なお、過去問題集については、使用時期によって、4択問題集と一問一答を使い分けると良いでしょう。7月くらいまでの学習や、直前期の弱点補強に適しているのは、テキストと同じ順番に学習でき、学習効率・学習効果を高められる『一問一答』です。

 

 

 

8~10月の学習には、本試験と同じスタイルの4択の問題集が良いでしょう。 本試験で力を出し切るため、本試験の感覚を養うには、年度別過去問題集(ある年の50問で1セット)がおススメです。7月くらいまで、4択の過去問題集を封印、温存してきた方は、直前期の学習で年度別過去問題集を新鮮に解くことができ、学習意欲を高めることができます。また、過去問題の答えを覚えていないので、記憶に頼って答えを導くことがなくなり、模擬試験として年度別過去問題集を利用することが可能になり、学習効果が飛躍的に高まります。

 

 

 

模擬試験は母集団が大きいものが良いです。データの精度が高く、データの活用価値が高いからです。例えば、日建学院、ユーキャン、住宅新報社、大原共同開催の『TheOpen(9月)』がおススメです。問題の質が高く、弱点発見に適しています。参加する受験生が最も多く、成績表のデータ的な価値が最も高い模試でもあります。答案練習スタイルの講義では、日建学院の直前講座もいいとおもいます。

 

 

 

★模擬試験は、弱点発見、課題発見の道具として使おう!

 

模擬試験は、合格のために利用しますか?それとも、ただゲームのように得点を比べるために利用しますか?

 

当然、合格のために利用します。得点はどうでもよいのです。

 

 

 

2時間で50問を解くテクニックや感覚を身につけます。

 

問題を解く順番なども模擬試験でいろいろ試し、自分のベストの解く順番を本試験開始前に決めておきます。

 

時間不足等の失敗やマークミスなどの悪い癖を発見して、本試験で同じことを繰り返さないように活かします。

 

間違えた問題(発見した弱点課題)については、正解率の高い問題から優先的に学習をするようにします。

 

このときには、模試の解説を読むだけではなく、愛用のテキスト(参考書)を確認するようにしましょう。

 

 

 

ココでとっても大切なアドバイス!

 

本試験で力を出し切るために、模擬試験を毎回本試験と位置付けて真剣勝負でのぞむようにしましょう。真剣勝負でのぞまないと発見できない、自分の弱点があるものなのです。

 

『 模擬試験は本試験のように! 本試験は模擬試験のように! 』

 

例えば、試験の何分、何時間前に栄養補給として食事をするか、試験会場に持ち込む道具は何か、なども含めて、本試験同様に模擬試験を受験するようにしましょう。きっと、あなたに合格をもたらしてくれることでしょう。